300°C耐熱エポキシ接着剤は、極端な温度環境でも強固な接着を維持するように特別に設計された2液型接着剤(主剤レジンと硬化剤)です。機械部品の修理において、機械的溶接の代替となる最先端の技術ソリューションです。
主な特徴
- 優れた耐熱性: 最も重要な特性は、最大300°C(短時間)の温度で機械的・物理的特性を維持し、200°C〜250°Cで継続的に安定して動作する点です。
- 超強力な接着力: 完全硬化後、石のように硬い塊を形成し、引っ張り、圧縮、強い衝撃に耐えることができます。
- 優れた耐薬品性: 水、グリース、溶剤、弱酸・弱アルカリによる腐食を受けず、化学工業環境での接合部を保護します。
- 低収縮率: 硬化時の収縮がほとんどなく、隙間なく亀裂や空隙を完璧に埋めます。
- 優れた電気絶縁性: 高温で電流を遮断する必要のある電子部品や機械に最適です。
施工手順
- ステップ1: 清掃: 溶剤(アセトンやアルコール等)で接着面を徹底的に清掃します。表面が滑らかな場合は、サンドペーパーで軽く削り粗面化してください。
- ステップ2: 混合: メーカー指定の割合(通常1:1)でA液とB液を混ぜ合わせます。色が均一になるまでよくかき混ぜます。
- ステップ3: 塗布: 表面に接着剤を塗り、両面をしっかりと貼り合わせます。
- ステップ4: 硬化: 初期乾燥時間は通常30分〜2時間です。ただし、300°Cの耐熱性を発揮させるには、室温で24時間完全に硬化させる必要があります。
用途
- 機械修理: 機械本体、エンジンブロック、ヒートシンク、蒸気配管の亀裂の補修および封止。
- 電子部品: 高温動作にさらされる回路基板部品のポッティング(樹脂封止)または固定。
- 自動車産業: エンジンルーム、排気系、ランプ類の詳細部品の接着。
- 金型製造: 金属鋳物やプラスチック金型のピンホールの補修。
注意事項
- 混合比率: 比率が狂うと硬化不良やもろくなり、耐熱性が著しく低下します。
- 混合量: 混合後は急激に硬化が始まるため、15〜20分(可使時間)で使い切れる量だけを混合してください。
- 安全上の注意: 皮膚刺激を引き起こす可能性があるため、手袋を着用し、換気の良い場所で使用してください。